discussion 岩手県の取り組み(鎌田)

(2011/05/17 23:52), 鎌田一夫 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0273] 岩手県での取り組み

> 新建復興MLの皆さん  復興支援会議事務局の鎌田です。
>
> 建設政策研究所に同行して岩手県の状況を調査してきました。
> 宮古市、山田町、大船渡市、陸前高田市などを視察してきましたが、大船渡や陸前高
> 田は報道されていますが、佐藤さんの指摘の通り山田町も凄まじい(井上ひさしの小
> 説にもある吉里吉里地区も壊滅)状況です。
> 詳しくは後日報告しますが、とりあえずの感想です。
>
> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
> 的です。具体には漁業(漁協)を軸にした復興政策です。復旧・復興の目標がはっき
> りしています。農協・漁協と対立状態といわれる宮城県とは違います。
>
> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
> 長からじっくり背景を聞くことができました。
>
> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
>
> とはいえ、地域ごとの取り組みでは解決できないことも多く、岩渕さん阿部さん等が
> 係わる宮城県民センターの立ち上げには関心が高いようです。

(2011/05/18 2:48), 安全・安心な社会創造研究所 佐藤 隆雄 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0275] Re: 岩手県での取り組み

> 鎌田 様
>  お疲れさまでした。詳細の議論は、後日お会いできた時に譲りたいと思いますが、

 

>> 岩手県の復興に向けた取り組みについては、ヒアリングした県会議員の話「初めはも
>> たもたしていたが、国の復興会議での知事の発言以降、まともになってきた」が象徴
>> 的です。
> ※ とありますが、これは、漁業・水産復興を機軸とした1兆円規模の復興基金設立の
>  話しかと思います。これはこれで、大変評価でききることです。しかし、能登半島沖地震
>  の時は、中小機構と石川県が300億の復興基金を立ち上げ、地場産業34業種の復興
>  支援を行い、それまで、融資制度しかなかった我が国の災害復興制度に大きな風穴を
> 空けました。今回の岩手県の復興基金の詳細は掌握しておりませんが、国が無しのつぶて
> という対応は批判の対象です。宮城・福島も同様な課題があるのですから、是非、国にも
> きちんとした対応を迫るべきだと思います。


>> もうひとつの特徴は、市町村が主体的に取り組んでいること。県は危険区域の指定を
>> 市町村に任せせるとし、宮古市では派手さはないが市民の意見を踏まえて地道に取り
>> 組んでいるように見えます。加えて、遠野市や住田町に見られるように、周辺市町村
>> がしっかり後方支援をしていることです。住田町の木造仮設住宅については、担当課
>> 長からじっくり背景を聞くことができました。
> ※ 私も14日、多田町長と2時間ほど話しをしてきました。陸前高田市が住田方式の仮設
>  住宅を60戸建設すうることになりました。モビリアがある地区ですが、その隣にパルコン
>  (プレハブ)が、60戸だか80戸建設するそうです・・・。


>> 岩手県は基本的には津波被害であり、この克服は容易なことではありませんが、多少
>> 突出ぎみといわれる大船渡市長を除けば冷静に対応しているように見えました。
> ※ 僅かな時間でのご視察なので、無理もありませんが、山田町・大槌町・陸前高田市は、
>  全く手付かずの状況だと思います。釜石は、市長のリーダーシップもあり、11日から地区
>  懇談会がスタートしました。また、東大チームが素晴らしい支援を展開しています。
>   大船渡には、塩崎・佐藤が入っているのに、何をしているいるんじゃ、とお叱りを受ける
>  かも知れませんが、まったくそのとおりで、第1回委員会では、かなり批判的見解を述べた
>  のですが、これではダメだと思い、現在、市への提言を纏め中です。これを、市に提出する
>  とともに、地元マスコミにも配布する予定です。更に、・・・各市の復興計画を基本としつ

>   つも、気仙地区としての復興の俯瞰的復興計画の策定も用意すべく検討中です。
>   長くなってしまいましたが、最後にお教え頂きたいのは、「突出ぎみといわれる大船渡市
>  長」の意味・印象、何でも結構ですので、率直なところをお聞かせ願えれば、と思います。
>  地元の若手にも、市の復興委員会と対峙できる復興市民会議を立ち上げるよう呼びかけて
>  いる最中です。
>   蒲田さんの忌憚の無い、率直なご意見・ご感想をお聞かせ頂ければ、幸甚です。また、ご同行
>  された、鈴木浩さんや千代崎さんのご意見も伺いたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

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>> 佐藤 隆雄
>>  独立行政法人 防災科学技術研究所 社会防災システム研究領域 客員研究員
>>  東京経済大学講師
>>  
>>  技術士事務所 安全・安心な社会創造研究所 代表 技術士(建設部門:都市及び地方計画)
>>  災害復興まちづくり支援機構 事務局次長 URL:http//www.i-drso.jp/
>>  関西学院大学復興制度研究所 客員研究員
>>  文科省「首都直下地震防災・減災プロジェクト」研究員
>>  神奈川県公共事業評価委員会委員
>>  日本技術士会防災支援委員会委員
>>  財:地域活性化センター 地域づくりアドバイザー
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