千葉県千葉市 「液状化対策「工法選択 地域ごとに」 千葉市委初会合」

液状化対策「工法選択 地域ごとに」 千葉市委初会合

東京新聞120124】千葉市液状化対策推進委員会(委員長・榛沢芳雄日大名誉教授)の初会合が二十三日、同市内で開かれた。委員は液状化対策に関し、地域ごとに工法を選択することや住民合意の必要性を訴えた。東日本大震災で液状化現象が発生した同市美浜区の地盤の現状などを検証し、市に提言などを行う。

 

 初会合では、学識経験者から、過去の地形や埋め立て工法の違いにより、同区内でも地域によって地盤構造に大きな差があることが報告された。市側が住宅の被害や道路の破損状況、下水道などの復旧状況を説明した。

 

 会合後、榛沢委員長は「まとまりで対策を実施するため、住民の合意形成が課題」と述べた。中井正一副委員長(千葉大大学院教授)は「地域ごとに適した工法を選ぶ必要がある」と指摘した。

 

 市は既に、関係部局で液状化対策推進プロジェクトチームを設置している。今後、委員会からの検討結果を基に、道路などの公共施設と隣接する宅地の一体的な再発防止策を進める。