避難所改善の動向

2011年

5月

23日

福永博建築研究所ほか コンテナー浴室を現地に設置 【宮城県東松島市・小野市民センター】

(2011/05/17 19:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0268] 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 宮城県東松島市・小野市民センターに設置が決まりました。
> 関係者の皆様に、感謝いたします。
> 詳しくは、添付資料をご覧下さい。
> 福永博建築研究所、新建福岡支部、そしてNPO法人日本の道の協力で実現しました。
> 現地設置は22日頃です。

 

110512小野市民センター概要_名刺なし.pdf
PDFファイル 497.8 KB

(2011/05/18 10:56), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0282] 丸谷より福永さんからのメッセージです。

 

> 皆様
>
> 今朝、お知らせいたしましたコンテナサニタリーですが、
> 是非皆様には実際に見ていただきたいと思います。
> 私自身もそうでしたが、コンテナであることに、あまり良い印象を持っていませんで
> した。ところが、実際に出来上がってみると、何とも柔らかさがあるのです。
> 短て方向の壁に杉板が貼ってあるだけでも、柔らかい印象となるのです。
> 現地での作業を省く意味でも、可能性は大きいと言えると思います。
> 鈴木浩先生には、とくにお時間あったら見ていただきたいとのことでした。
> 現地設置日は23日だそうです。

(2011/05/18 14:05), 久守 一敏 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0288] 丸谷さん福永さんご苦労様です。

> 大変な朗報有難うございます。
> 23日に設置と言うのですからうれしく思っています。
> 24日の午前まで仙台にいますので是非寄せていただきたいと考えています。
> 本当に楽しみです。

(2011/05/18 15:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0289] Re: 丸谷さん福永さんご苦労様です。

> 丸谷です。
>
> 久守さんありがとうございます。
> ホッとしました。
> 一歩踏み出せました。また、次のステップですね。
> 何故、実現できたかは、設置施設が割合大きな施設であり、センター長が動かせる予
> 算があったからでした。
> 一般の避難時では、予算がまったくありません。そこは、公共施設であり学校である
> からです。この辺が失敗成功の原因となります。

(2011/05/21 8:49), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0310] 丸谷です。おはようございます。


> 今朝、テレビで女川の現状が報道されていました。
> 現地は、つい最近まで二食だったようです。保健所から、炊き出し禁止の指導があっ
> たため、配給待ちになっています。
> 昨日現地の職員から電話があり、漁民の集団が港のがれきの撤去をし始める。そうな
> ると30分もかかる自衛隊の風呂は利用しにくい。ぜひ、コンテナを送ってほしいとの
> ことでした。残念ながら、福永氏の自費でつくったコンテナは東松島市に23日に設置
> されます。基金が今のところありません。新たに300万円必要です。
> 募金していただける企業がありましたら働きかけをお願いいたします。
> コンテナが必要な時期は、仮設住宅ができるまでです。何時頃、仮設に入れるのです
> かと質問しましたら、今は予定がない、何時になるかわからないとのことでした。
>
> 次の課題を皆様に提案いたします。
>
> ■福永式のコンテナサニタリーの提供と基金集め

以下、省略

(2011/05/22 6:11), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0316] 丸谷です。おはようございます。

> 5月20日、お風呂コンテナがいよいよ福岡を出発しました。

> その様子は、下記をご覧下さい。23日に現地設置となります。
> http://fari.co.jp/publicinfomation.html

(2011/05/22 8:19), gwjwk515@ybb.ne.jp wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0317] お風呂コンテナ(TVニュース)

> 本多です。
> 福永さんのお風呂ユニットが複数のテレビニュースで紹介されている映像がまと
> めてあるのを拝見しました。(丸谷さんご紹介ありがとうございます。)
> 5つのニュースが、要領よくまとめてあります。
> FBS、NHK、TNC、RKB(2種)
> 全部見ても、それほど時間は掛かりませんが、急ぐ人にはRKBのニュースが一番
> よくわかるので、おすすめです。
> 一般の動画サイトでは、画面の中央に三角形があり、それをクリックすると動画
> が動き出しますが、このサイトでは画面中央に三角形がないので、はじめとまど
> いました(笑)
> 画面下の小さな黒三角をクリックすると見られました。

 

(2011/05/23 6:22), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05139] 丸谷よりご案内です。

> ■追伸/大震災後、続いた余震も無くなりはしませんが静かになり、被災地以外
> の生活意識も日常化してきました。
> しかし、現地では深刻と不安の日々かと思います。
> 復旧も未だに周辺部や津波地域では行き届かない状況です。
>
> 急遽、立ち上げたNPO法人(8月に認可の予定)motherboard2011日本の道の活動
> も一歩一歩進んでいます。
> 23日の今日、東松島市の小野市民センターにバスシャワーを設備したコンテナ
> バスが設置されます。
> この避難所は180名の規模です。そのうち70才以上が50名もいます。
> 福永博さんが福岡で自費でつくり上げたものです。
> _http://japanroad.exblog.jp/15563507/_

>
> その後、女川市の避難所からも要望が続きましたが、今のところ資金が続きませ
> ん。一台300万円が必要です。
> 23日に、仙台で新建築家技術者集団のマンション相談会が開催されましたが、
> 今一番に必要とされている事ではないでしょうか。
> これは、マンションだけではなく戸建の相談は未曾有に違いありません。
> 行政的な相談ではなく、親身になった専門家の個人的な相談です。
>
> 4月16日に宮古の支援ジャズライブ、5月7日に釜石、仙台の支援ジャズライ
> ブを協力したり、主催してきました。
> 次回は7月1日に、高田馬場近くの東長谷寺で、音楽と詩の夕べというような形
> で支援ライブを計画中です。
> 詳細が決まりましたら皆様にお知らせいたします。
>
> 次回現地へは、6月17~19日に予定しています。
> 大槌町からトイレ支援の要請があります。
> また、仙台では戸建住宅相談ができればと思います。
> また、passivehouse復興住宅「そらどま」の普及にも行ってまいります。
> _http://maruya.exblog.jp/i90/_

(2011/05/23 13:13), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0327] 東松島市より

> 丸谷です。
>
> 皆様へ報告
>
> 東松島にコンテナバスユニットが無事に到着しました。
> 設置がはじまり、自衛隊がお手伝いしてくれているそうです。

テレビ報道は【こちら】をご覧下さい。

(2011/05/24 22:55), 久守 一敏 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0338] お風呂コンテナを見てきました

> 丸谷様、福永様
>
> 昨日、夕方コンテナ設置を見てきました。報道陣や東京の福永事務所の方たちが引き上
> げた後でしたが、避難所の女性陣が見せてと見学をしていました。
> 福永事務所のマークは女性風呂側になっていました。
> また、入浴中の男性は、本当に助かる。パンツ一枚で避難所に寝ることもできず、ずぼ
> んやシャツを着たままの生活に少しあきらめを感じていたが本当に助かる、良いお風呂
> だと言っておられました。あんたも入っていきなと勧められました。

福永博建築研究所HAPPY ARCHITECTURE

この取り組みの動向は【motherboard 2011「日本の道」】に継続して掲載されています。

 

2011年

5月

21日

岩手県 「苦労 「分かち合い隊」 活躍 入所者の日常支援」

苦労 「分かち合い隊」 活躍 入所者の日常支援

被災者に真心をこめておやつを作る「分かち合い隊」のメンバー=15日、陸前高田市高田町の上和野会館
被災者に真心をこめておやつを作る「分かち合い隊」のメンバー=15日、陸前高田市高田町の上和野会館

河北新報110521】東日本大震災の避難所で暮らす女性たちの炊事や掃除の負担を減らそうと、ボラン ティア「分かち合い隊」が岩手県陸前高田市などで活躍している。通常の炊き出し補助と異なるのは、食事のメニュー作りから調理、振る舞い、後片付けといっ た一連の作業を担いながら、入所者とのコミュニケーションにも努めること。苦労をとにかく分かち合うのが基本だ。

 「炊事はなかなか大変。そうした負担を分かち合うことが必要と考えた」。分かち合い隊の一人、青島秀也さん(70)=静岡市=は活動の狙いをこう説明する。
  陸前高田市の避難所、上和野会館では15日午後、分かち合い隊のメンバー5人がおやつを作り始めた。砂糖で煮た一口大のリンゴをチョコレートプリンに乗 せ、皿に盛りつける。調理場から入所者がいる和室まで運び、一人ずつ手渡した。会話も忘れず、「天気がいいね」「体調良さそうね」などと声を掛ける。
 分かち合い隊は岩手県沿岸部の被災地へのボランティア供給を担う「遠野まごころネット」の発案で誕生した。延べ60人が4月29日から、要望のある陸前高田市と大槌町の避難所4カ所へ赴き、毎日もしくは週1日ほど世話している。
 避難所が提供する食事は通常、弁当か炊き出しになる。炊き出しの場合、入所する女性たちが当番制で調理する所が多い。だが、「作業に時間を取られ、自宅の片付けにも行けない」と訴える人が出てきているのが実情だ。
 大型連休後はボランティアの数もめっきり減り、分かち合い隊の存在感は各所で増すばかり。上和野会館の避難所運営責任者、千葉浩一さん(67)は「入所者に疲れが目立ってきており、分かち合い隊の支援は大いに助かる」と歓迎する。
 東京の大学院生で隊全体のリーダーを務める本多俊貴さん(25)は「被災者の方々に寄り添い、避難所の日常生活をサポートしていきたい」と意欲を示している。(松田博英)

2011年05月21日土曜日

2011年

5月

16日

岩手県 「被災者支援へ福祉団体連携 県内、16日システム始動」

被災者支援へ福祉団体連携 県内、16日システム始動

岩手日報110515】県社会福祉協議会と県、保健福祉関係10団体は、東日本大震災の被災者に対し継続的支援を行うための「県内職能団体による災害支援派遣システム」を16日に始める。被災者ニーズを共有し、介護福祉士ら専門家がそれぞれの立場で分析し課題を抽出。ボランティアとも連携して支援策を割り振り、最も効果的サービスを無償で提供する。被災地では福祉サービスの再構築が課題で、地元事業者が本格的に活動再開するまでの橋渡し役も担う。

 同システムは、県介護福祉士会、県地域包括・在宅介護支援センター協議会、県精神保健福祉士協会、県認知症高齢者グループホーム協会、岩手リハビリテーションセンターなど10団体で運営し、県社協が取りまとめる。県社協災害ボランティアセンターの加盟組織として位置付け、支援を無償 提供する。

 16日から陸前高田市などの避難所や仮設住宅で実態調査に着手する。被災者の具体的要望に加え、現場状況から隠れた需要も把握する。 調査結果は合同で分析し、専門的視点で課題を洗い出した上で支援メニューを決める。支援策は各組織に割り振り、ボランティアの協力も求める。

 各団体は震災発生直後から現地支援に当たってきたが、避難生活の長期化に伴いニーズが多様化。個別団体ごとの活動では難しい対応が出てきたほか、調査の重複などロスもあった。窓口を一本化して情報共有し、サービスの最適化を図ろうと連携することにした。

 また、被災地では多くの福祉事業所や職員が被災し、地域福祉の再生には時間がかかるとされる。沿岸部は高齢者率が高く、長引く避難生 活で細やかなケアを切れ目なく行う必要があり、早急な体制構築が必要とされていた。こうした点から同システムは、地域福祉が本格復旧するまでの橋渡し役も 担う。

 県社協の畠山泰彦福祉人材研修部長と川崎舞美専門員は「1カ所で実態把握から解決までを担う仕組み。復旧した地域事業者にバトンを渡すまで、継続的に支える」と話す。

(2011.5.15)

2011年

5月

02日

discussion 宮城県南三陸町 馬場中山(集落)の立ち上がりの様子(本多)

(2011/05/02 13:45), wrote:
Fwd: [fukkoushien_nuae:0176] Re: 丸谷より朗報です!

> 本多です。
> 丸谷さん、片井さん、福永さん、皆さん、よかったですね。
> 今朝のテレビで、南三陸町の馬場中山(集落)の立ち上がりの様子を見ました。
> 住民が自力で、仮設住宅用地と工事用道路づくりまでやって、仮設住宅建設まで
> の期間の共同住宅(生活センター)を自力建設して、皆で住んでいます。
> 住民主体のまちづくりが実際に動き出している事例のひとつであると思います。
> もし可能なら見てきてください。もちろん、無理なようでしたら結構です。そこ
> (馬場中山)の様子を、宮城の阿部さん、岩渕さんたちがよくご存じでしたら、
> 聞いて来てください。
>
> --- On *Mon, 2011/5/2, 丸谷 博男 wrote:
>
>     サニタリーユニットの要望が、女川からありました。
>     山奥の避難所が、ちょうど該当するのでお願いしたいとの事でした。
>     5日に現地で打ち合わせてきます。福岡の片井さん、よろしく。
>     いくつかの市町村にファックスを送っていたのですが、返事は30~40%
>     の確立です。
>     南三陸町、石巻市、名取市は返事がありません。

(2011/05/02 14:16), 地域計画研究所 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0177] Re: 丸谷より朗報です!

> 皆様
>
> 宮城支部の阿部です。
> サニタリーユニットの件、よかったですね。お礼を申し上げる立場でもあります
> ので、ありがとうございました。
>
> 南三陸町の町長さんの奮闘ぶり、自主性は凄いです。自分で決めて県や国にツケ
> をまわしています。そのリーダーシップもあるのだと思います。以下、馬場中山
> の記事を見つけました。
> http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1065/20110406_02.htm
>
> こんな地区は他にも沢山あるのだと思いますが、燎原の火のようにひろがるとい
> いですね。4日に岩渕さんに気仙沼に連れていっていただけそうなので、時間が
> あれば・・・、ということにいたします。

(2011/05/02 15:44), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0180] 馬場中山の復興まちづくり

> 阿部さん、皆さん、ご苦労さま/本多です。
> 阿部さんが紹介してくれたサイト、見ました。
> そのほかに、馬場中山の住民自身が作っているHPがありました。
> http://babanakayama.client.jp/
> TV番組(被災地・再起への記録、孤立集落・どっこい生きる)で見ましたら、・・・
> この集落の人々は、集団避難をせず、自力で避難所風の木造建築を新築して共同
> 生活をしつつ、仮設住宅が出来るのを待っているようですが、仮設住宅用地(高
> 台の休耕地)を自分たちで決めて、「工事用の道路がない」というので、道路を
> 自力で建設して、県に(仮設住宅建設を)要請していました。県の担当者が現地
> に来て「水道がないのが問題」と言って「検討する」と言っていましたが、水道
> はその土地から300mのところまであるそうですから、実現可能なのではない
> かと私は思いました。
>  現在も住民はひとまとまりで生活しているし、仮設住宅もまとめて建設するだ
> けの土地があり、民有地ですが、地主は全員コミュニティの人々とのことですか
> ら、従来のコミュニティがまとまって復興まちづくりに取り組むことが出来そう
> です。
>  道路建設に重機が必要とか、いろいろ必要なものは、ネットを活用して全国・
> 全世界からの支援を受けていると言う点もすごいと思います。

2011年

4月

28日

discussion 避難所調査票を作成しました(竹山)

(2011/04/28 16:54), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0124] 避難所調査票

> 野邑さま、木村さま、皆さま、竹山です。
> 明日から3日間の岩手県・宮城県の避難所調査のための避難所調査票を作成しました。
> 何か改善点があればご提案下さい。
>
> 竹山清明

避難所調査票 案
110428避難所調査票(案).pdf
PDFファイル 50.0 KB

(2011/04/28 17:41), wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0126] Re: 避難所調査票

> 本多です。
> 竹山さん、ご苦労さまです。
>
> 避難所調査票、改善提案
>
> 「医療」の状況の項目を追加していただけたら、と思います。
> ・避難所に専用の医務室があるか
> ・近くに医療機関があるか
> ・医師などは常駐か、巡回か(毎日か、何日毎にか)など
>
> 以下は細かいことですが、
>
> Bトイレ
> 個数とともに故障個数も。
>
> E「浴室」
> たぶん浴室がなくても近くの自衛隊の施設などに通う等のところがあると思いますので、項目(見出し)は「入浴」にした方がいいかな。
>
> II,B 年代別人数
> この部分に「小学生」「中学生」という括りもできたら。

(2011/04/28 18:22), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0127] Re: 避難所調査票

> 本多さん、竹山です。
> ありがとうございます。
> ご意見を反映させて修正します。
> 助かります。

(2011/04/28 18:33), chiikiken wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0128] Re: 避難所調査票

> 竹山様
>
>  調査票の件ですが、避難所の運営主体(今回は多様な形態があると思うので)も必要かと思います。
>  今回の調査の目的も書いていただけるとみなさん検討しやすいかと思います。(まず現状を把握する、現在の避難所の改善に役立てる、被災者の今後の生活要望を把握し復旧、復興に役立てるなど どこにポイントをおくのか)
>
> 地域計画研究所 若山

(2011/04/28 19:06), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0129] Re: 避難所調査票

> 竹山です。
> ご意見ありがとうございます。
> 今回の調査は、長く使わざるを得ない避難所の居住性改善のための調査で、調査票はこちらが聞き取ってメモるためのものです。

(2011/04/28 21:21), 乾康代 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0131] Re: 避難所調査票

> 竹山 先生
>
> 茨城大学の乾です。
> 茨城県のいくつかで避難所調査をしています。
>
> 水戸市が出している食事は、朝食菓子パン2個、昼食おにぎり2個、夕食弁当というひどさです。牛乳、お茶もありません。食事内容をきいてみたらどうでしょうか。
>
> こちらでは避難所を統合、閉鎖で、急速に減少しています。
> そのなかで、福島県からの県外避難者の避難所は県内避難者とは別に指定しており、少年の家などの宿泊施設が当てられています。食事は県内避難者と同じですが、施設設備は市民と大きく変わります(個室がある、畳で寝られる、風呂がある、洗濯機があるなど)。そのようなことも反映できればと思いました。県外避難者用避難所は閉鎖予定がありません。
>
> また、介護が必要なのは高齢者だけでなく、高齢者以外でも、精神、身体上の障害や問題をかかえる人がいます。茨城ではそういう人たちの避難所がこの間まであったようです。

(2011/04/28 22:08), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0132] Re: 避難所調査票

> 乾さま、竹山です。
> ご提案ありがとうございます。
> 修正に盛り込ませていただきます。

(2011/04/28 23:14), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0133] 避難所調査票のお礼と最終版

> 皆さま、竹山です。
> いろいろな方々からご意見をいただき、避難所調査票の最終版を作成しました。
> お礼の意を表するとともに、最終版を添付します。
> 必要があればご活用いただければありがたく存じます。
>
> 竹山清明

避難所調査票 最終版
110428避難所調査票(最終版).pdf
PDFファイル 68.1 KB

2011年

4月

26日

伝統木構造の会 県産木材で間仕切りを避難所へ 3会場で手作り催し

中日新聞110527】県木材協同組合連合会は23、24日、東日本大震災の被災者の避難所で避難者間でプライバシーを守る木製の間仕切り(パーティッション)を作るイベントを鈴鹿、松阪、尾鷲市の3会場で開いた。完成した間仕切りは、岩手県大槌町と釜石市、宮城県石巻市に送る。

地産材で間仕切りを作る参加者たち=尾鷲市南浦の尾鷲ヒノキ内装材加工協同組合で
地産材で間仕切りを作る参加者たち=尾鷲市南浦の尾鷲ヒノキ内装材加工協同組合で

 全国の建築関係者でつくるNPO法人「伝統木構造の会」(東京都)が始めた取り組みで、支援の輪を広げようと全国の会員に製作を呼び掛けている。

 県内では、「三重県の木でパーティッションを届けよう」と題し、市民にも参加してもらって間仕切りを作ることにし、一般参加者を含め計約250人が参加した。

 間仕切りは縦約2メートル、横約1メートル。粘着テープで連結することで、自由に変形させて囲まれた空間を作ることができる。2日間のイベントで 計1035枚を作った。同連合会の松本尚子さん(36)は「避難所生活が長期化すると、自分の空間がないと苦しい。イベントへの大きな反響があってうれし い」と話している。(福田大展)

 

NPO伝統木構造の会 | 伝木事務局のブログ>パーティション

伝木事務局のブログ110331】より転載

 

一枚の目隠しやすらぎ支援(信州事務局)

テーマ:パーテーション 建築関係者へのお願い。

<一枚の目隠しやすらぎ支援>
突然のお願いで大変申し訳ありません。NPO法人伝統木構造の会からのお願いです。
この度の東北関東及び長野県北部大震災にて被災された皆様に、深く御見舞い申し上げます。
震災から、三週間がたとうとしておりますが、現地避難所の環境は大変厳しく、長引く避難所生活
に、ストレスも溜まり体調を崩す方も増えてきます。
  この度のお願いは、現地避難所に目隠しの木製パーテーションと、バイオマストイレブースを造ろういう企画です。材料費及び、工賃は全て無償提供とさせて頂 きます。運般・組立てに関しましては、伝統木構造の会・地域会員によるボランティア及び寄付金による経費捻出を考えて居ります。
パネル製作に合わせ、寄付金も合わせてお願い致します。
 大工さん・工務店さんの工場にある端材を集めて製作して下さい。又資材提供の出きる方は関連の工務店・大工さんに製作依頼をお願い致します。設計者の皆さん関連の工務店・大工さんに声を掛けて下さい。大勢の参加で、少数の負担を減らしたいと考えています。
 現地は一刻を争う事態であり、早々に取り組んで頂きたくお願いする次第です。  
呼びかけは、全国を対象とし、遠方で現地まで運搬不可能な場合は信州事務局(㈲三浦創建内)を中継地点と致します。
 第一次目標を3000枚とし、第一陣を4月9日から11日に送ります。

製作に関する情報は、別紙にてお知らせ致します。(tiikidaikukai メール)4月1日添付致します。

    NPO法人 伝統木構造の会 会長 増田一眞
              大工会 会長 直井光男
                 幹事長 剱持猛雄
    東京都渋谷区代々木2-36-6  
    TEL03-3370-8528
http://dentou.weblogs.jp/blog/
     FAX03-3375-8447
    担当事務局 信州事務局  事務局長 三浦保男
     長野県塩尻市宗賀3636-4  TEL0263-52-6117
                  FAX0263-53-4811
E-mail HYPERLINK mailto:yasuo-m@mub.biglobe.ne.jp yasuo-m@mub.biglobe.ne.jp

 

載せる了承ご賛同いただける方は、地域担当事務局にて取りまとめ、信州事務局までお知らせ下さい
氏名                     担当事務局
会社名                    提供枚数
団体名                    運搬手段
住所                     納入場所
TEL        FAX         Email

 

2011年

4月

23日

福永博建築研究所ほか コンテナシャワー・バスユニットが完成

浴室とトイレ、避難所巡回 コンテナ改造 試作品完成

西日本新聞110424
西日本新聞110424

西日本新聞110424】13万人が避難所で暮らす東日本大震災の被災地のためにと、福岡市の建築家福永博さん(65)が移動式の浴室とトイレを開発し、23日に試作品ができあがった。どれも貨物輸送用の20フィートコンテナを生かして作るため、4トントラックに積んで避難所を巡回できる。被災地は衛生環境の悪化が深刻で、量産して届けたいと協賛を募っている。

 「浴室ユニット」(製作費300万円)はプロパンガス式の給湯器と浴室二つ、シャワー室四つを備える。「トイレユニット」(同350万円)は浄化槽を内蔵し、水洗の大便器三つ、小便器二つと手洗いがある。いずれも男女別に区切られ、コンテナの両端にドアがある。別に汚物の回収槽と焼却炉も考案し た。

 避難所の多くは風呂がない。15日発表された政府の調査結果では、回答した避難所の3分の1で「入浴は週1回程度」の不便を強いられている。

 福永さんはこれまで、福岡市の都市景観賞や福岡県建築住宅文化大賞を受賞。被災者の苦境を知って「建築のプロとして何ができるか」と知恵を絞り、下水処理施設がなくても使え、現地での工事も要らない自己完結型の設備を考え出した。

 1台1週間で製作でき、試作品は宮城県に搬送して避難所を巡回する。「義援金も大切だが、早急に必要なのは衛生環境改善のためのトイレや風呂の現物支援。少しでも安らげる空間を九州から届けたい」と、協賛してくれる企業や団体を求めている。

 福永博建築研究所=092(714)6301。

=2011/04/24付 西日本新聞朝刊=

浴室ユニットの試作品と設計者の福永博さん。遮熱材で覆われたコンテナの中に浴室が二つ、シャワー室が四つある=23日、福岡市西区田尻

20フィートコンテナを活用した(右から)浴室、トイレ、浄化槽の各ユニットの模型(福永博建築研究所提供)

被災者にくつろぎを 巡回型ユニットバス完成 福岡の建築研究所

産経新聞110417
産経新聞110417

産経ニュース110424】 東日本大震災で避難所暮らしを強いられている被災者を支援しようと、福岡市中央区の福永博建築研究所が23日、巡回型のシャワー付きユニットバスを完成さ せた。この日は試運転も行い、シャワーや蛇口から設定通りの温水が出ることを確認した。早ければゴールデンウィーク明けにも被災地に運び込む予定。

 現地での大がかりな工事をなくし、各避難所を定期的に巡回できるよう、4トントラックに積める輸送用の20フィートコンテナ(長さ約6メートル、幅約 2・4メートル、高さ約2・6メートル)を改造。外壁は、日中に室温が上がりすぎないよう、断熱性の高い塗装を施した。

 内部は、中央で男性用と女性用のスペースを区切り、それぞれシャワー室2つと浴室1つを設置。男女が同時に3人ずつ使用できる設計となっている。

 移動や清掃の時間が毎日必要なため、1日8時間の稼働を想定。1人20分間で入浴を終えるとすると、1日に144人、1カ月で4300人超が利用できる。

 水道水か井戸水を供給でき、排水設備があることが条件。同研究所では東京のNPO法人と協力しながら、現地で巡回ユニットバスを運営できる団体を募集している。

 また、同研究所は同型のコンテナを利用した移動式トイレも試作中。汚水は浄化槽で処理し、汚物は乾燥させて焼却処理できる仕組みで、実用化に向け協賛を募っている。

 同研究所の福永博所長(65)は「建築の専門家として被災地の衛生環境の整備を考えてきた。トイレについても早く現地に運び込めるようにしたい」と話している。問い合わせは同研究所((電)092・714・6301)。

「お風呂コンテナ」を開発!入浴難解消へ

日刊スポーツ110505
日刊スポーツ110505

日刊スポーツ110505東日本大震災で不自由な避難所生活を送る被災者のため、福岡県の建築家福永博さん(65)が貨物用20フィートコンテナを改造した移動式風呂を考案、このほど試作品が完成した。福永さんは「テレビで避難所の方々の苦労を見ていて思いついた。建築家の自分にできることはこれぐらいだが、1日も早く現地に送りたい」と話した。

 「お風呂コンテナ」 は長さ約6メートル、幅約2・4メートル、高さ約2・5メートル。男女それぞれシャワー室2つに家族で入れる浴室1つ、計6つの個室がある。4トントラッ クに積んだまま利用できるため、給排水さえ出来ればどこでも設置、巡回が可能だ。福永さんによると、プロパンガスへの接続や清掃時間などを除き、1日8時 間の稼働を想定。1日約100人超、1カ月で約3000人超の利用を見込む。

 製作費用は約300万円。試作品は自腹で、1週間で作り上げた。「これから夏場にかけ、避難所は衛生環境の整備が必要だ。自衛隊のテント式風呂も あるが、個室の方がよりくつろいで入ることが出来る」。現地での運用や複数設置へ向け、協賛する企業や団体を募っており、既に数件の問い合わせがあるとい う。

 また福永さんは、排せつ物を焼却処理できる自浄装置などをセットにした「トイレコンテナ」も同時に開発。「老人の介護用に改造できないかとの声も あります。(距離が)離れていると、どうしても被災地の現状を忘れがちになってしまうが、九州からも支援の声をあげていきたいですね」。風呂とトイレの試 作品は、連休明けに実際に現地に運び、避難所を巡回する予定だ。【石井康夫】

 [2011年5月5日8時47分 紙面から]

テレビ報道は【こちら】をご覧下さい。

110420プレスリリース.pdf
PDFファイル 57.5 KB
110423お風呂シャワー巡回コンテナ号の提案.pdf
PDFファイル 296.8 KB
110423トイレの概要.pdf
PDFファイル 360.3 KB

福永博建築研究所

 

当ホームページの関連記事は【こちら】です。

この取り組みの動向は【motherboard 2011「日本の道」】に継続して掲載されています。

 

(2011/04/24 23:21), 丸谷 博男  wrote:

Subject: [fukkoushien_member:0037] 丸谷です。

 

> 昨日は、福岡の福永さんの取り組んでいましたコンテナシャワー・バスユニットが完成し、テレビや新聞の皆様にご紹介しました。 早速、テレビニュースや新聞に掲載されました。

>  

> ■コンテナシャワー・バスユニットを完成しました。

>  http://japanroad.exblog.jp/15292048/

> ■トイレユニットのための浄化分離装置、焼却炉もつくりました。

>  http://japanroad.exblog.jp/15348345/

> このコンテナを連休明けに現地に運び、避難所へと向かいたいと思っています。

> 5月3~6日に、丸谷が現地に行き、各自治体に相談に行って来ます。

> また、現地での運送を担当する工務店の皆様とも細かい詰めをしてきます。

> 仙台、石巻、陸前高田、大船渡を考えていますが、何処まで行けるかは現地次第ということになります。

> 何か要請がありましたら、ご連絡下さい。

 

(2011/04/25 18:03), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject:     [fukkoushien_nuae:0094] お知らせ

 

> さっきいただきました、福永事務所からニュースの
> 報告のメールを転送します。
> 宜しくお願い致します。
>>  土曜日は、お忙しい中ありがとうございました。
>>  TNCが土曜日の取材を今日の夕方のニュースで再放送してくれます。
>>  お時間があえばご覧下さい。
>>  ・テレビ西日本…本日18:15~18:55の中です。
>>  明日は、NHKの取材です。
>>  放送は、昼のニュース12:15~、夕方のニュース18:00~
>>       のどこかで放送予定。
>>  NHKは、また明日お知らせします。
>>                福永博建築研究所・福永晶子
>  
> ■下記は支部宛に送ったメールです。
>
> 4月23日(土)の西区田尻の現場での、福永氏考案及び作製の浴室シャワー
> ユニットとトイレ処理ユニットの報道陣への公開が掲載されていました。
> 地元テレビ局3社と西日本新聞社が取材に訪れていました。
> 明日にはNHKの取材がある模様です。
>
>  <一部写真は下記>
> http://www.shinken-fukuoka.net/%E9%9C%87%E7%81%BD%E6%83%85%E5%A0%B1/%E6%B5%B4%E5%AE%A4%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-%E7%A6%8F%E6%B0%B8/
> <http://www.shinken-fukuoka.net/震災情報/浴室プロジェクト-福永/>

 

テレビ報道は【こちら】をご覧下さい。

(2011/04/30 14:24), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0153] Re: 岩下繁昭さん「プレハブ応急仮設住宅の現状と抱える問題」

 

> 丸谷です。

> それから、本多さん、ありがとうございました。
> 3日からの準備の真っ最中。
> 見つからなかったレンタカーをやっとゲットしました。
> 福永さんのサニタリーコンテナを受け入れ探しで、町や市にファックスを送っていま
> す。先ほど、陸前高田から返事がありました。
> 返信の電話を頂けただけで感激してしまいましたが、内容か下記の通りでした。
> 水道が復旧していいないところが多いため使えない。
> 避難所では、水まわりの供給があ理、浄化槽もあるので、間に合っている。
> とのことで、採用する場がないとの事でした。
> あとは、東松島市、石巻市に送っています。

(2011/05/02 11:09), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0173] 丸谷より朗報です!

> サニタリーユニットの要望が、女川からありました。
> 山奥の避難所が、ちょうど該当するのでお願いしたいとの事でした。
> 5日に現地で打ち合わせてきます。福岡の片井さん、よろしく。
> いくつかの市町村にファックスを送っていたのですが、返事は30~40%の確立です。
> 南三陸町、石巻市、名取市は返事がありません。

(2011/05/02 12:42), 片井克美 wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0175] Re: 丸谷より朗報です!

> 丸谷さん 片井です。
> 先ほど東京に着きました。
>
> サニタリーユニットの件良かったですね。ご苦労様でした。
> 後はしっかりと現地を見て、打ち合わせてきたいと思います。

(2011/05/03 1:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0187] 丸谷より皆様へ

 

> コンテナサニタリーユニットは、各自治体を回り、現場のニーズを聞き取りしてきま
> す。
> 昨日の朝、受け取りの意向を示してくださいました女川町は、結局取り消しとなりま
> した。
> 予定していました半島の避難所では、プロパンガスが使えないと言う事が判明したか
> らです。
> その理由は、女川原発の目の前にあり、炊き出しでさえ、ガスは使わないことになっ
> ているそうです。驚きました。
> 10時間くらいのぬか喜びでした。

 

(2011/05/08 10:54), 丸谷 博男  wrote:
Subject: 丸谷より報告です。

> ■現地調査に基づき、福永博さんが、福岡市長室にサニタリーユニットを届ける方向で
> の協力を要請し、受け入れ側現地石巻の相川ですが、そちらの方から市長室へ要望を
> 届けるようお願いしてきました。
> 現地での設置経費は期待できない事がわかりました。予算が絡むとおそらく途中で話
> はなくなるだろうとの現地土木事務所の所長の判断でした。

(2011/05/17 19:23), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0268] 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 宮城県東松島市・小野市民センターに設置が決まりました。
> 関係者の皆様に、感謝いたします。
> 詳しくは、添付資料をご覧下さい。
> 福永博建築研究所、新建福岡支部、そしてNPO法人日本の道の協力で実現しました。
> 現地設置は22日頃です。

小野市民センター概要_110512(名刺なし).pdf
PDFファイル 497.8 KB

(2011/05/17 20:14), 住まいとまちづくりコープ wrote:

Subject: [fukkoushien_nuae:0269] 丸谷様 福永様 千代崎です。Re: [fukkoushien_nuae:0268] 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 丸谷様 福永様
> 良かったですね。視察コースになりますね。

(2011/05/17 21:06), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0270] Re: 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 丸谷さん、竹山です。
> 被災地に救援に入いりましたが、大きな問題の一つは被災者が自分で調理する環境がないことです。
> 朝はパン、夜は冷たいおにぎりに炊き出しの味噌汁というのが多いパターンのようです。
> お母さん方は、このような食事では子どもの健康や発達に大いに障害があると思っています。
> 避難所などの空き地に、お母さん方が複数家族で自力調理ができるような台所コンテナーの普及ができないでしょうか。
> 浴室をつくるより多くの台数が必要でしょうが、福永さんやその他の方も協力いただいてご検討いただければありがたいですね。

(2011/05/18 5:52), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0276] 丸谷です。

> 復興会議。意見交換が活発ですね。
>
> ■竹山さん。
>
> 久しぶりです。5月29日の夜、大阪で報告会をします。
> お時間ありましたら、お出かけください。
>
> さて、キッチンの話ですが。避難所では、まとめての調理ですね。
> 健康や、家族での手作りでの料理は難しい状態です。
> でも、大切なことです。
> 心温まる手作りの料理が一番の癒しです。
>
> 福岡では、テレビや新聞のマスコミ対策があり、ほとんどのメディアがコンテナサニ
> タリーを取材してくれました。東松島市の設置の様子も放映してくださりそうです。
> 撮影はこちらでやってほしいとのことでしたが。
>
> さて、この報道の中で、反応はほんの2件。唐津の知人設計者が福永さんに電話を、そ
> して福祉団体から、介護コンテナの要請があり、契約したところです。
> キッチンコンテナ、介護風呂コンテナ、事務所コンテナの三台で、約1000万円の発注
> です。
> 福永事務所ではさっそく、準備にかかっています。
> おそらく、持って行き場所は、東松島市の避難所です。(ちょっと不確かですが)
> 福岡から、介護支援の職員が出向きます。
>
> ■被災地域に、復興住宅のための、補助金から手続きから便利手帳が無料配布されます。
> 北海道や東北ではおなじみの住宅雑誌ですが、「リプラン」です。
> 添付資料が、掲載されました私たちの取組みです。
> この雑誌は、県の許可を取っていますので、被災者の手に渡るものです。全戸配布の
> ようなものです。
>
> ■山下さん
>
> 6月17、18、19日に再度現地入りします。人数は、まだ未定です。

(2011/05/18 9:18), Takeyama Kiyoaki wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0278] Re: 丸谷です。コンテナ風呂設置場所が決まりました。

> 竹山です。
> 自分のメールに自分で返信するのは変ですが、後でゆっくり考えてみて気づいたことがあるので書きます。
>
> 調理施設は、お風呂のように大がかりではないので、各避難所の屋外にそのようなものを置けば済むのですね。
> これから季候が良くなるので、屋外設置で問題がないでしょう。
> 避難者が自分で触れる給水蛇口と簡易な流しを増設する。
> 簡易な調理台とガスボンベコンロ(被災者が自分で用意しても良い)を設置する。
> 共同で利用する冷蔵庫を置く。
> 近くに食事のできるテーブルや椅子を置く。
>
> まあ早い話、キャンプ場のバーベキューコーナーのようなものを数十家族分の規模で設置するというイメージですね。
> 各府難所で、そのような設備設置の運動をするのでしょうかね?

(2011/05/18 10:56), 丸谷 博男  wrote:
Subject: [fukkoushien_nuae:0282] 丸谷より福永さんからのメッセージです。

 

> 皆様
>
> 今朝、お知らせいたしましたコンテナサニタリーですが、
> 是非皆様には実際に見ていただきたいと思います。
> 私自身もそうでしたが、コンテナであることに、あまり良い印象を持っていませんで
> した。ところが、実際に出来上がってみると、何とも柔らかさがあるのです。
> 短て方向の壁に杉板が貼ってあるだけでも、柔らかい印象となるのです。
> 現地での作業を省く意味でも、可能性は大きいと言えると思います。
> 鈴木浩先生には、とくにお時間あったら見ていただきたいとのことでした。
> 現地設置日は23日だそうです。

2011年

4月

08日

discussion 復興支援のコンテナハウスの情報(鹿瀬島)

(2011/04/08 15:35), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05010] コンテナハウス情報

> 会員各位 様
>  
> お疲れさまです。
> 参考までに復興支援のコンテナハウスの情報を少し集めてみましたので
> 簡単にご報告させて頂きます。
> 福岡支部は明日(9日)の打ち合せ時に考えていきましょう。
>
> ※支部の救援物資の連絡があれば下記にお願い致します。
> http://www.shinken-fukuoka.net/%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF-%E6%95%91%E6%8F%B4/
>
>  
> ■エクスコンテナ/コンテナ建築を被災地に届けるプロジェクト
> http://exc.ysmr.com/top/
> http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/07/news013.html
>  
> ■中古コンテナ/中古コンテナ販売
> http://www.m-container.com/container/2011/03/40ft-3.html
>  
> ■三協フロンティア/応急仮設住宅の建設
> http://www.sankyofrontier.com/corporate/csr/reconstruction.html
>  
> ■C-BOX/コンテナシャワールーム等
> http://c-box.dep-pro.com/
>  
> ■難民を助ける会
> http://i-sugawara.jp/images/project_container-houses2011march.pdf
>  
> ■デベロップ/仮設住宅として使えるコンテナハウスの販売
> http://www.hotfrog.jp/%E4%BC%81%E6%A5%AD/%E3%83%87%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97_6733267/%E5%BE%A9%E8%88%88%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0-42301

(2011/04/08 16:00), 鹿瀬島 隆之 wrote:
Subject: [shinken-zenkoku][05011] 追記(コンテナハウス)

> 各位 様
>  
> お疲れさまです。
> 先ほどのコンテナハウスの情報は、福永氏が提案されています
> 海上輸送用のコンテナ利用の仮設住宅とは、意味合いのものも含まれています。
> ユニットハウスの情報も含んでいます。
>  
> 検討用に参考になるものをお送りいたしました。
> 取り急ぎ。

 

2011年

4月

06日

建築家、震災で動く プライバシー+対話の空間を提案

朝日新聞110406】地震で家が壊れ、津波で建物が流される。東日本大震災では、多くの建築物が消えていった。そのありさまを見た建築家たちが、動き出した。避難所でのプライバシーを確保したり、仮設住宅のあり方に提案をしたり。いま建築に何が可能かを問い始めている。

実際に設置された紙管を使った間仕切り=宇都宮市・姿川生涯学習センター付属体育館、坂茂建築設計提供
実際に設置された紙管を使った間仕切り=宇都宮市・姿川生涯学習センター付属体育館、坂茂建築設計提供

 「世界各地の被災地を見てきたが、今回はこれまでにない被害だ」

 岩手県大槌町などを訪れた建築家の坂茂(ばん・しげる)さんは、こう語る。仏北東部のポンピドーセンター分館の設計を手がけるなどの活躍の一方、阪神大震災や中国・四川大地震などの折には現地に入り、紙で作った管による仮設住宅などを造ってきた。

■紙管で間仕切り

 今回は、各地の避難所で紙管を使った間仕切りを作り始めている。柱となる直径約10センチ長さ2メートルほどの紙管に穴をあけ、細い紙管を通して梁(はり)にする。この梁から安全ピンを使って布をつり、カーテンにする。開閉が自在な間仕切りだ。

 「仮設住宅に移るまでは避難所の環境が重要。今回の間仕切りがあれば、着替えなどの際のプライバシーが保てる一方、昼間はカーテンを開け、周囲の人と会話をしたり、テレビを見たりもできる」と話す。

 紙管は切断が容易で、家族の大きさに合わせて設置可能。4×4メートルほどなら10分ほどで完成し、費用は2万円ほどという。すべて義援金でまかなう計画だ。

 坂さんのチームはすでに宇都宮市や山形市、新潟県長岡市、大槌町の避難所に、ボランティアの力も得て、計100世帯分以上を設置。今後は、沿岸部も訪れる予定だ。

 また、伊東豊雄さん、山本理顕さん、内藤廣さん、隈研吾さん、妹島和世さんという実力派の建築家5人が話し合い、今後、建築家からの発信を検討中だ。

■「仮設」に共有庭

 それとは別に、山本さんは横浜国立大の大学院生らとともに、仮設住宅の配置などを提案。住棟を一直線に並べるのではなく、少しずらして路地や共有庭のよ うな空間を造れば、対話が生まれる「たまり場」になる、という。「今回、否定された20世紀的な日本社会には、建築家にも責任の一端がある。インフラは公 共が整備、住宅は経済原理で個人まかせ。住宅にはもっと公的な視点があるべきだった」と山本さん。

 こうした行動は、どこから生まれてくるのか。

 坂さんは、「建築家は行政や企業といった力のある存在のために設計することが多い。それによっていい建築も生まれるが、もっと直接、社会に貢献できないか、と考えた」と話す。

 5人による議論を呼びかけた隈さんはこう語った。

 「過酷な現状とデザインを橋渡しするのが私たちの役目。それなくしては、かけがえのない『場所の文化』が消えかねない」(編集委員・大西若人)

 

2011年

4月

05日

福岡支部ほか 「福岡市から被災地へ「住環境」支援のお願い」 を福岡市長へ提出

2011年4月5日(火)、新建福岡支部は、福永博建築研究所と共同で「福岡市から被災地へ「住環境」支援のお願い」 を福岡市長へ提出しました。

コンテナユニット具体化の様子は【motherboard 2011「日本の道」】をご覧下さい。

関連記事110423【福永博建築研究所 コンテナシャワー・バスユニットが完成】もご覧下さい。

 

福岡市から被災地へ「住環境」支援のお願い
110405fukuokasibu_fukunaga.pdf
PDFファイル 1.7 MB

2010年

4月

09日

黒田達雄氏 「避難所はどうあるべきか」「公費解体と応急修理」「応急仮設住宅はどうつくるべきか」を発表

2010年4月9日、黒田達雄氏が「避難所はどうあるべきか」「公費解体と応急処理」「応急仮設住宅はどうつくるべきか」を発表しました。

避難所はどうあるべきか 黒田達雄
110409避難所はどうあるべきか_黒田達雄.pdf
PDFファイル 231.1 KB
公費解体と応急修理 黒田達雄
100409公費解体と応急修理_黒田達雄.pdf
PDFファイル 119.4 KB
応急仮設住宅はどうつくるべきか 黒田達雄
100409応急仮設住宅はどうつくるべきか_黒田達雄.pdf
PDFファイル 253.0 KB